※CTIファイルは、バージョン3.0以降ではサポートされなくなるため、代わりにYAMLフォーマットを使用するようにしてください。
Chemkinの入力ファイルがあれば、CanteraのCTIファイルに変換することができる。
ck2cti --input=chem.inp --thermo=therm.dat --transport=tran.dat
ck2ctiというユーティリティが用意されている。オプションでChemkinの入力ファイルをそれぞれ指定する。
--input:Chemkinのインプットファイル
--thermo:熱力学データファイル
--transport:輸送特性データファイル
コマンドを実行すると、Chemkinのインプットファイルで指定したファイル名に拡張子.ctiが付いたCanteraのCTIファイルが出力される。
therm.datなどで化学種が重複して定義されている場合、"--permissive"オプションをつけると、最初に記述されているデータが使われる。
入力ファイルのフォーマットがおかしいとエラーが出力されるので、エラーが出ている化学種や行数などをチェックして入力ファイルを修正してから再度試す。