乱流境界層の流速分布

乱流境界層の流速分布

滑らかな壁面の乱流境界層における流速分布を計算します。y+を入力するとu+が計算されます。

y+

u+

滑らかな壁面での乱流境界層の流速分布は以下の式で計算されます。壁法則や壁関数などと呼ばれます。

$$ \begin{cases} u^{+}=y^{+} & \text{ ($y^{+} \le 11.6$)} \\ u^{+}=5.75\log_{10}y^{+} + 5.50 & \text{ ($y^{+}>11.6$)} \end{cases} $$

$u^{+}=u/u_{*}$:無次元速度、$y^{+}=u_{*}y/\nu$:壁からの無次元距離
$u_{*}=\sqrt{\tau/\rho}$:摩擦速度、$\tau$:壁面せん断応力
$y$:壁からの距離、$u$:流速、$\rho$:密度、$\nu$:動粘度

参考文献: 流れの科学. 東京電機大学出版会, 1998

関連項目

y+から壁面距離を計算する

スポンサーリンク
科学技術計算のご相談は「キャットテックラボ」へ

科学技術計算やCAEに関するご相談、計算用プログラムの開発などお困りのことは「株式会社キャットテックラボ」へお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

フォローする