平板の熱伝達率の計算(強制対流熱伝達)

平板の強制対流熱伝達率を計算する

熱流体計算の温度境界条件を入力する際、外部の熱伝達率が必要になります。 ここでは、流れがある強制対流の場合の、水平平板の熱伝達率を計算します。

熱伝達率$h$は、ヌセルト数$Nu$と以下の関係にあります。 $$Nu=\frac{hL}{\lambda}$$ 強制対流における水平平板の平均ヌセルト数は以下の式で表されます。
$$Nu= \begin{cases} 0.664 Re^{1/2} Pr^{1/3} & (\text{層流} Re<5 \times 10^{5}) \\ 0.037 Re^{4/5} Pr^{1/3} & (\text{乱流} Re \geq 5 \times 10^{5}) \end{cases} $$
$Re=\rho V L/\mu$:レイノルズ数、$Pr=\mu Cp/\lambda$:プラントル数、
$L$:代表長さ(平板の長さ)、$V$:速度、$\rho$:密度、$\mu$:粘度、$\lambda$:熱伝導率、$Cp$:比熱

代表長さ、速度、各物性値を入力してください。熱伝達率が計算されます。Re数、Pr数、Nu数も表示されます。 物性を選択すると20℃の時の物性値が入力されます。物性値は適宜変更してください。

物性: 空気 
代表長さ [m] 速度 [m/s]
密度 [kg/m3] 粘度 [Pa s]
熱伝導率 [W/m K] 比熱 [J/kg K]
レイノルズ数 Re
プラントル数 Pr
ヌセルト数 Nu
熱伝達率 [W/m2 K]

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