管路入口の損失係数、圧力損失
大きな容器から管路へ流体が流れるときの管路入口の形状による圧力損失を計算します。流速、流体密度、損失係数を入力してください。管路入口の損失ヘッド、圧力損失が計算されます。
管路入口の形状による損失係数 $\zeta$ は、以下の図のようになります。
管路入口の損失ヘッド $h$、圧力損失 $\Delta P$ は以下の式で求められます。
$$h= \zeta \frac{u^2}{2g}$$
$$\Delta P = \rho g h$$
$\zeta$:損失係数、$h$:損失ヘッド[m]、$u$:流速[m/s]、$g$:重力加速度[m/s2]、$\Delta P$:圧力損失[Pa]、$\rho$:流体密度[kg/m3]
(6)のように管が斜めに取り付けられている場合の損失係数は以下で計算できます。
Ref:森田泰司、流体の作用とその応用機械、東京電機大学出版局、1970
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