以前、Canteraでプラグフロー反応器(PFR)をモデル化する方法について紹介した。
これは、一つの管内を流れる際の反応をモデル化したものだが、全体として複数の管や分岐、再循環など複雑な装置からなる反応器体系をモデル化したい場合がある。
その際、前述の記事のようなプログラムを逐一作成することは大変な作業となる。そこで、入力ファイルに境界条件や管の条件、管の接続情報などを指定するだけで、PFRの反応器ネットワークを構築して、反応計算を行うPythonプログラムを開発した。
機能
- Canteraによるプラグフロー反応器計算
- 境界条件(流入温度、圧力、流量、組成)の指定
- 管条件(長さ、断面積、壁面温度)の指定
- 管の接続情報の指定
- 分岐、再循環
- 反復法による収束計算
- 各反応器の結果をCSV出力
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