断熱減率による気温の計算
断熱減率による気温を計算します。断熱減率(湿潤、乾燥を選択するとデフォルト値が入力されます)、標高、地表気温を入力すると、その標高での気温が計算されます。
空気が断熱的に上昇するとき空気は膨張し気温が下がります。乾燥空気の場合、100[m]上昇すると0.976[℃]気温が下がります(乾燥断熱減率)。湿った空気の場合、100[m]につき約0.65[℃]温度が下がります(湿潤断熱減率)。湿った空気は、水蒸気の凝結による潜熱放出で気温の下がりが小さくなっています。これらは気象学で扱われますが、高い山に登る場合、気温がどの程度下がるかの目安にもなります。